カベワンGP2020 耐力壁

エントリーNo.1 カタオモイ(ものつくり大学(小野研究室))
最大荷重 23.6kN / 最大変位 162.2mm

この耐力壁の特徴としては、火打材は、通常であれば木造建築の床組や小屋組が、水平方向に変形することを防ぐために使用する部材だが、今回の耐力壁では柱の端部に使用することで耐力壁内の接合部を強化し、また、火打材の中央に筋かいを設けることで、耐力壁の剛性を向上させるようにしました。

木材 桁、土台、柱、中央横架材:ひのき、火打ち材:まつ、筋かい:すぎ、角込み栓、雇い:くり
非木材 なし

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エントリーNo.2 渡部弦(指定張力団網中組)
最大荷重 42.4kN / 最大変位 304.8mm

おはようございます。指定張力団網中組の若頭、渡部です。我々が設計した耐力壁「渡部弦」は俳優の渡辺謙さんと私、渡部の名前をもじった名称であり、芸能人の渡部建さんとの関連は一切ございません。したがって、本耐力壁の読み方は「渡部弦」であり、「渡部弦」ではありません。

木材 土台、桁:あかまつ集成材、柱:ひのき、貫:かし
非木材 ビス、マニラロープ

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エントリーNo.3 閃~ヒラメキ~(アキュラ・チーム匠(東京大学木質材料学研究室+篠原商店))
最大荷重 41.2kN / 最大変位 155.8mm

2本の斜材と6本の横貫で構成され、筋かいによる高い剛性と、貫による高い靭性を兼ね備えた耐力壁です。接着成形した木質材料や面材は使用せず、国産のヒノキとシラカシの製材で構成された、A材活用により最大限に日本の森林にお金を戻す環境配慮型の耐力壁です。門型を人が支えているその姿より、「閃」と名付けました。圧縮斜材は引張斜材に斜めホゾ差しでめり込ませることで桁への突き上げを抑える工夫など、剛性と靭性を兼ね備えるための細部の設計はまさに閃き!

木材 桁・柱・土台・斜材:ヒノキ、横貫:シラカシ
非木材 ビス

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エントリーNo.4 多貫ち ver 1.02(日本建築専門学校)
最大荷重 22.2kN / 最大変位 124.4mm

この壁の特徴は2つ 足固めに柱を入れ込んだ事と筋かいを貫で挟んだ事である。足固めに柱を入れ込んだ事で柱の引き抜けに抵抗してくれると考えている。筋かいを貫で挟んだのは筋かいのたわみを貫が抑えてくれるだろうと思い設計している。

木材 桁:スギ、柱、土台:ヒノキ、筋かい、貫:ヒノキ、ヤトイ:ケヤキ、こみ栓、楔:カシ
非木材 なし

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エントリーNo.5 Le:WaLL(リベンジャーズ)
最大荷重 42.4kN / 最大変位 106.8mm

圧縮・引張ブレースの他、上下パネルの片持ち梁効果により高耐力を実現!昨年同様LVLパネルをいかに効果的に使うかをコンセプトに設計している。昨年はLVLパネルがうまく施工出来ず苦い思いをしたので、今年はパネルの加工に一味加えてより施工性に配慮した設計とした。やっちゃったから、やり返す。LVLで再び。リベンジャーズ!!

木材 桁、土台、斜材、柱脚柱頭パネル:からまつLVL、柱:スギ集成材、込み栓:白樫
非木材 ビス

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エントリーNo.6 蛇力壁(東北能開大)
最大荷重 17.2kN / 最大変位 141.4mm

縦貫を主体とした粘りある耐力壁に、引張筋かいを併用することで初期荷重を高める設計としました。圧縮筋かいは、施工性の問題から不採用としました。また、縦貫を波上に施工することで、筋かいを締付け引抜に対する抵抗力を高めるとともに、デザインにもこだわりました。

木材 桁、柱、土台:あかまつ、縦貫、筋かい:けやき、込栓:かし、雇い:針葉樹合板
非木材 なし

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エントリーNo.7 Hexagon (滋賀職業能力開発短期大学校)
最大荷重 41.0kN / 最大変位 291.0mm

筋交い型耐力壁をコンセプトに設計。筋交いを複雑に配置し、強度を出した。縦貫を土台、桁に通し、引き抜けに対する抵抗を高め、横貫は変形を抑え込む。昨年は使用していなかったロングビスを使用し、柱周りの強度を高めた。16本の筋交いと縦横の貫により硬さと粘り強さを兼ね備えた耐力壁が完成した。

木材 桁、土台、柱:くろまつ、筋かい:べいまつ
非木材 ビス、金物

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エントリーNo.8 うちなーの壁(沖縄職業能力開発大学校)
最大荷重 12.6kN / 最大変位 388.6mm

今回、私たちは中心に円を使用しデザイン性と耐力性に優れた耐力壁にした。そのほかにも沖縄独自の加工方法ヌチジャーを使った。ヌチジャーは、戦後建築された沖縄の木造住宅に使用された工法で、釘は基本的に用いず、仕口や継手で建物の剛性を高めることが挙げる工法のである。

木材 杉、木斛
非木材 なし

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