開催にあたって

カベワンGP’18大会スローガン
「はじめまして、壁-1 グランプリです!」

この20年間で木造建築物の注目度も高くなり、従来の住宅規模の建築から飛び出して、学校・庁舎・事務所などの規模の大きい建築物も登場してきました。

一方で、東日本大震災などの巨大地震も発生し、倒壊した住宅などを見ては耐震性向上のため更なる技術的発展の必要性を痛感しました。

そんな中、木造耐力壁ジャパンカップは全国各地から有志が集い、自ら設計した耐力壁の施工性・デザイン・強度をトーナメント形式で競い合う競技大会であり、木造建築の普及活動や技術的発展に貢献してきました。

しかし、2017年、木造耐力壁ジャパンカップは20年の歴史に幕を下ろしました。

耐力壁ジャパンカップの最後の夜に、出場者達で話し合いを行い、出場者は皆、閉会を惜しみ、何とか存続できないかと知恵を絞りました

そして、2018年、耐力壁ジャパンカップの常連出場者であった若手有志を中心に、“壁-1グランプリ”(カベワンGP)と名前を変え、再出発することになりました。

カベワンGPは産声をあげたばかりですが、本大会を通じて、木造建築・木質構造の普及・発展を進めていければと考えております。

2018年4月1日 壁-1グランプリ実行委員会 会長 落合 陽

主催:壁-1グランプリ実行委員会
協賛:株式会社シネジック・東京木場製材協同組合・株式会社ポラス暮し科学研究所・株式会社アキュラホーム
助成:国土緑化推進機構「緑と水の森林ファンド」
後援:公益財団法人日本住宅・木材技術センター・NPO木の建築フォラム

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